筋肉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:筋肉は、神経の刺激によって収縮するが、筋収縮の直接のエネルギーは、ATPの分解によってまかなわれる。
2:平滑筋は、主に内臓に存在するため内臓筋とも呼ばれ、意志によって動かすことのできない不随意筋に属する。
3:手で荷物を同じ位置で持ち続けたり、鉄棒にぶら下がっているときには、筋肉の長さは変わらずに筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。
4:長時間の姿勢保持を伴うVDT作業などでは、持続的な筋収縮を必要とする等張性収縮が主体となるため、血行不良や筋疲労が生じやすい。
5:刺激に対して意識とは無関係に起こる定型的な反応を反射といい、最も単純な反射には膝蓋腱反射などの伸張反射がある。
答:4
1:正しい。筋肉は、神経の刺激によって収縮するが、筋収縮の直接のエネルギーは、ATPの分解によってまかなわれる。
2:正しい。平滑筋は、主に内臓に存在するため内臓筋とも呼ばれ、意志によって動かすことのできない不随意筋に属する。
3:正しい。手で荷物を同じ位置で持ち続けたり、鉄棒にぶら下がっているときには、筋肉の長さは変わらずに筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。
4:誤り。長時間の姿勢保持を伴うVDT作業などでは、持続的な筋収縮を必要とする等尺性収縮が主体となるため、血行不良や筋疲労が生じやすい。
5:正しい。刺激に対して意識とは無関係に起こる定型的な反応を反射といい、最も単純な反射には膝蓋腱反射などの伸張反射がある。