一次救命処置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:傷病者の反応の有無を確認し、反応がない場合には、大声で叫んで周囲の注意を喚起し、協力を求めるようにする。
2:協力者がいるときは、119番通報と、近くにあるAEDの手配を依頼し、協力者がいないときは自ら行った後、救命処置を開始する。
3:救命処置を開始するにあたり、頭部後屈あご先挙上法によって気道の確保を行う。
4:心肺蘇生は、人工呼吸2回に胸骨圧迫30回を交互に繰り返して行う。
5:AEDの使用を開始した後は、人工呼吸や胸骨圧迫はいっさい行う必要がなく、専らAEDによって救命措置を行う。
答:5
1:正しい。傷病者の反応の有無を確認し、反応がない場合には、大声で叫んで周囲の注意を喚起し、協力を求めるようにする。
2:正しい。協力者がいるときは、119番通報と、近くにあるAEDの手配を依頼し、協力者がいないときは自ら行った後、救命処置を開始する。
3:正しい。救命処置を開始するにあたり、頭部後屈あご先挙上法によって気道の確保を行う。
4:正しい。心肺蘇生は、人工呼吸2回に胸骨圧迫30回を交互に繰り返して行う。
5:誤り。AEDの使用を開始した場合でも、AEDのメッセージに従い、人工呼吸や胸骨圧迫を行う。