出血に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:四肢の出血では、大きな動脈からの出血のほかは、ほとんどの場合、直接圧迫法で止血できる。
2:額、こめかみあたりの出血を間接圧迫法により止血するときは、耳の中央前部の動脈を圧迫する。
3:動脈からの出血は、止血帯法により止血しなければならない。
4:止血帯は、三角巾、手ぬぐい、ネクタイなどを利用する。
5:胸部、腹部の打撲の場合は、内出血に留意する。
答:3
1:正しい。四肢の出血では、大きな動脈からの出血のほかは、ほとんどの場合、直接圧迫法で止血できる。
2:正しい。額、こめかみあたりの出血を間接圧迫法により止血するときは、耳の中央前部の動脈を圧迫する。
3:誤り。動脈からの出血は、主に間接圧迫法で止血を行うが、四肢の切断などの場合には止血帯を用いる。
4:正しい。止血帯は、三角巾、手ぬぐい、ネクタイなどを利用する。
5:正しい。胸部、腹部の打撲の場合は、内出血に留意する。