エネルギー代謝率に関する次のAからDまでの記述について、正しいものの組合せは1~5のうちどれか。
A エネルギー代謝率は、作業に要したエネルギー量が基礎代謝量の何倍に当たるかを示す数値である。
B エネルギー代謝率は、動的筋作業の強度を表す指標として役立つ。
C エネルギー代謝率は、同じ作業であっても、性・年齢・体格によって非常に大きな開きがある。
D エネルギー代謝率は、一定時間中に体内で消費された酸素と排出された二酸化炭素との容積比をいう。
1:A、B
2:A、C
3:B、C
4:B、D
5:C、D
答:1
A 正しい。エネルギー代謝率は、作業に要したエネルギー量が基礎代謝量の何倍に当たるかを示す数値である。
B 正しい。エネルギー代謝率は、動的筋作業の強度を表す指標として役立つ。
C 誤り。エネルギー代謝率で表した作業強度は、性・年齢・体格など個人差の影響が少ない。
D 誤り。エネルギー代謝率は、作業のためのみに消費された酸素と基礎代謝に必要な酸素との容積比で表すことができる。