関係法令（問31～問40）

ボイラー技士の免許を受けた者でなければ、取り扱うことができないボイラーは次のうちどれか。

１：最大電力設備容量60kWの電気ボイラー

２：伝熱面積が3m²の蒸気ボイラー

３：胴の内径が700mmで、かつ、その長さが1200mmの蒸気ボイラー

４：伝熱面積が15m²の温水ボイラー

５：伝熱面積が30m²の気水分離器を有しない貫流ボイラー

解答と解説

次の文中の[　　]内に入れる数字として、正しいものは１～５のうちどれか。

「ボイラーの燃焼装置を重油だきからガスだきに変更しようとするときは、ボイラー変更届を変更工事開始の日の[　　]日前までに、所轄労働基準監督署長へ提出しなければならない。」

１：10

２：14

３：20

４：30

５：60

解答と解説

ボイラーの附属品の管理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

１：水高計は、使用中その機能を害するような振動を受けることがないようにすること。

２：温水ボイラーの返り管については、凍結しないように保温その他の措置を講ずること。

３：燃焼ガスに触れる吹出管は、耐熱材料で防護すること。

４：蒸気ボイラーの常用水位は、ガラス水面計又はこれに接近した位置に、現在水位と比較することができるように表示すること。

５：胴の安全弁は、過熱器用安全弁より先に作動するように調整すること。

解答と解説

鋳鉄製ボイラーにおいて、水道から給水する場合の給水管は、次のいずれの管に取り付けなければならないか。

１：吹出管

２：逃がし管

３：給湯管

４：あふれ管

５：返り管

解答と解説

貫流ボイラーに関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。

１：吹出し装置は、設けなくてもよい。

２：最大蒸発量以上を給水することができる給水装置を備えなければならない。

３：水面測定装置は、2個以上取り付けなければならない。

４：最大蒸発量以上の吹出し量の安全弁を、過熱器出口付近に取り付けることができる。

５：給水装置の給水管には、逆止め弁を設けず給水弁のみとすることができる。

解答と解説

ボイラー室に関する次のAからEまでの記述について、誤っているものの組合せは１～５のうちどれか。

E　ボイラー室に障壁を設けずに重油タンクを設置する場合、ボイラーの外側から1.2m以上離して設置する。

１：A、B、C

２：A、B、E

３：B、C、D

４：B、D、E

５：C、D、E

解答と解説

ボイラー取扱作業主任者が行うべき職務として、誤っているものは次のうちどれか。

１：給水装置の機能の保持に努めること。

２：最高使用圧力をこえて圧力を上昇させないこと。

３：1週間に1回水面測定装置の機能を点検すること。

４：安全弁の機能の保持に努めること。

５：自動制御装置を点検し、及び調整すること。

解答と解説

次の文中の[　　]内に入れる数値として、正しいものは１～５のうちどれか。

「安全弁が2個以上ある場合において、1個の安全弁を最高使用圧力以下で作動するように調整したときは、他の安全弁を最高使用圧力の[　　]％増以下で作動するように調整することができる。」

１：2

２：3

３：5

４：6

５：8

解答と解説

次の文中の[　　]内に入れる期間A及び用語Bの組合せとして、正しいものは１～５のうちどれか。

「ボイラー（小型ボイラーを除く。）については、使用を開始した後、[　A　]以内ごとに１回、定期に、ボイラー本体、燃焼装置、[　B　]、附属装置及び附属品について自主検査を行わなければならない。ただし、[　A　]を超える期間使用しないボイラーの当該使用しない期間においては、この限りではない。」

１：A=1月　B=空気予熱器

２：A=1月　B=自動制御装置

３：A=6月　B=給水装置

４：A=6月　B=自動制御装置

５：A=1年　B=給水装置

解答と解説

次の文中の[　　]内に入れるA及びBの用語の組合せとして、正しいものは１～５のうちどれか。

「水高計の目もりには、当該ボイラーの[　A　]を示す位置に、見やすい表示をすること。
圧力計の目もり盤の最大指度は、[　B　]の1.5倍以上3倍以下の圧力を示す指度としなければならない。」

１：A=最高使用圧力　B=最高使用圧力

２：A=最高使用圧力　B=使用圧力

３：A=常用圧力　B=常用圧力

４：A=最高使用圧力　B=常用圧力

５：A=安全低水面　B=常用圧力

解答と解説