ボイラーのばね安全弁及び逃がし弁の調整及び試験について、誤っているものは次のうちどれか。
1:安全弁の調整ボルトを定められた位置に設定した後、ボイラーの圧力をゆっくり上昇させて安全弁を
作動させ、吹出し圧力及び吹止まり圧力を確認する。
2:ボイラー本体に安全弁が2個ある場合は、1個を最高使用圧力以下で先に作動するように調整し、他の1個を最高使用圧力の3%増以下で作動するように調整することができる。
3:エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より高い圧力に調整する。
4:最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合、各ボイラーの安全弁は、最高使用圧力の最も低いボイラーを基準に調整する。
5:安全弁の手動試験は、常用圧力の75%以下の圧力で行う。
答:5
1:正しい。安全弁の調整ボルトを定められた位置に設定した後、ボイラーの圧力をゆっくり上昇させて安全弁を
作動させ、吹出し圧力及び吹止まり圧力を確認する。
2:正しい。ボイラー本体に安全弁が2個ある場合は、1個を最高使用圧力以下で先に作動するように調整し、他の1個を最高使用圧力の3%増以下で作動するように調整することができる。
3:正しい。エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より高い圧力に調整する。
4:正しい。最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合、各ボイラーの安全弁は、最高使用圧力の最も低いボイラーを基準に調整する。
5:誤り。安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以上の圧力で行う。