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H26後期-問7

ボイラーの送気系統装置について、誤っているものは次のうちどれか。

1:主蒸気弁に用いられる仕切弁は、蒸気の流れが弁体内部でS字形になるため、抵抗が大きい。

2:減圧弁は、発生蒸気の圧力と使用箇所での蒸気圧力の差が大きいとき又は使用箇所での蒸気圧力を一定に保つときに設けられる。

3:気水分離器は、蒸気と水滴を分離するため、胴又はドラム内に設けられる。

4:蒸気トラップは、蒸気の使用設備内にたまったドレンを自動的に排出する装置である。

5:長い主蒸気管の配置に当たっては、温度の変化による伸縮を自由にするため、湾曲形、ベローズ形、すべり形などの伸縮継手を設ける。

答:1

1:誤り。仕切弁は、蒸気の流れが直線状であり抵抗が非常に小さいが、玉形弁は、蒸気の流れが弁体内部でS字形になるため抵抗が大きい。

2:正しい。減圧弁は、発生蒸気の圧力と使用箇所での蒸気圧力の差が大きいとき又は使用箇所での蒸気圧力を一定に保つときに設けられる。

3:正しい。気水分離器は、蒸気と水滴を分離するため、胴又はドラム内に設けられる。

4:正しい。蒸気トラップは、蒸気の使用設備内にたまったドレンを自動的に排出する装置である。

5:正しい。長い主蒸気管の配置に当たっては、温度の変化による伸縮を自由にするため、湾曲形、ベローズ形、すべり形などの伸縮継手を設ける。

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