ボイラーの人工通風に用いられるファンについて、誤っているものは次のうちどれか。
1:多翼形ファンは、羽根車の外周近くに、浅く幅長で前向きの羽根を多数設けたもので、風圧が0.15~2kPaである。
2:多翼形ファンは、小形、軽量で効率が高く、小さな動力で足りる。
3:後向き形ファンは、羽根車の主板及び側板の間に8~24枚の後向きの羽根を設けたもので、風圧が2~8kPaである。
4:後向き形ファンは、高温、高圧、大容量のものに適する。
5:ラジアル形ファンは、強度が高く、摩耗、腐食に強い。
答:2
1:正しい。多翼形ファンは、羽根車の外周近くに、浅く幅長で前向きの羽根を多数設けたもので、風圧が0.15~2kPaである。
2:誤り。多翼形ファンは、小形、軽量だが、効率が低く、大きな動力を必要とする。
3:正しい。後向き形ファンは、羽根車の主板及び側板の間に8~24枚の後向きの羽根を設けたもので、風圧が2~8kPaである。
4:正しい。後向き形ファンは、高温、高圧、大容量のものに適する。
5:正しい。ラジアル形ファンは、強度が高く、摩耗、腐食に強い。