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H24後期-問6

ボイラーに使用する計測器について、誤っているものは次のうちどれか。

1:ブルドン管圧力計は、断面がへん平な管を円弧状に曲げたブルドン管に圧力が作用すると、その圧力に応じて円弧が広がることを利用している。

2:差圧式流量計は、流路にオリフィスなどの絞りを挿入すると、入口と出口との間に流量の二乗に比例する圧力差が生じることを利用している。

3:容積式流量計は、だ円形のケーシングの中でだ円形歯車を2個組み合わせて回転させると、流量が歯車の回転数に比例することを利用している。

4:ガラス水面計は、可視範囲の最下部がボイラーの安全低水面より上方になるように取り付ける。

5:U字管式通風計は、計測する場所の空気又はガスの圧力を大気の圧力と比較して、その差を水柱で計る。

答:4

1:正しい。ブルドン管圧力計は、断面がへん平な管を円弧状に曲げたブルドン管に圧力が作用すると、その圧力に応じて円弧が広がることを利用している。

2:正しい。差圧式流量計は、流路にオリフィスなどの絞りを挿入すると、入口と出口との間に流量の二乗に比例する圧力差が生じることを利用している。

3:正しい。容積式流量計は、だ円形のケーシングの中でだ円形歯車を2個組み合わせて回転させると、流量が歯車の回転数に比例することを利用している。

4:誤り。ガラス水面計は、可視範囲の最下部がボイラーの安全低水面と同じ高さになるように取り付ける。

5:正しい。U字管式通風計は、計測する場所の空気又はガスの圧力を大気の圧力と比較して、その差を水柱で計る。

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