燃焼の基礎に関し、次のうち誤っているものはどれか。
１：完全燃焼に必要な最少の空気量を理論空気量という。
２：理論空気量（AO）に対する実際空気量（A）の比を空気比（m）といい、A=mAOという関係が成り立つ。
３：実際の燃焼に際して送入される空気量を実際空気量といい、一般の燃焼では理論空気量より大きい。
４：実際燃焼温度は、理論燃焼温度より高くなる。
５：ボイラーの最も大きな熱損失は、一般に排ガス熱によるものである。
答：４
１：正しい。完全燃焼に必要な最少の空気量を理論空気量という。
２：正しい。理論空気量（AO）に対する実際空気量（A）の比を空気比（m）といい、A=mAOという関係が成り立つ。
３：正しい。実際の燃焼に際して送入される空気量を実際空気量といい、一般の燃焼では理論空気量より大きい。
４：誤り。実際燃焼温度は、理論燃焼温度より低くなる。
５：正しい。ボイラーの最も大きな熱損失は、一般に排ガス熱によるものである。