ボイラーの安全装置に関し、関係法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1:伝熱面積50m2以下の蒸気ボイラーにあっては、安全弁を1個とすることができる。
2:安全弁は、ボイラー本体に弁軸を鉛直にして取り付けなければならない。
3:安全弁は、ボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付けなければならない。
4:貫流ボイラーにあっては、最大蒸発量以上の吹出し量の安全弁を過熱器の出口付近に取り付けることができる。
5:安全弁が2個以上ある場合において、1個の安全弁を最高使用圧力以下で作動するように調整したときは、他の安全弁を最高使用圧力の5%増以下で作動するように調整することができる。
答:5
1:正しい。伝熱面積50m2以下の蒸気ボイラーにあっては、安全弁を1個とすることができる。
2:正しい。安全弁は、ボイラー本体に弁軸を鉛直にして取り付けなければならない。
3:正しい。安全弁は、ボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付けなければならない。
4:正しい。貫流ボイラーにあっては、最大蒸発量以上の吹出し量の安全弁を過熱器の出口付近に取り付けることができる。
5:誤り。安全弁が2個以上ある場合において、1個の安全弁を最高使用圧力以下で作動するように調整したときは、他の安全弁を最高使用圧力の3%増以下で作動するように調整することができる。