設置されているボイラーに対して行う水圧試験の方法に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:ボイラーを満水状態にするときは、空気抜き用止め弁を開いたまま水を張り、オーバーフローを認めてから空気抜き用止め弁を閉止する。
2:ばね安全弁は、ばねを締めつけることにより弁座接触部を締め付け密閉する。
3:水圧試験に用いる水の温度は室温を標準とする。
4:水圧試験用のポンプを用意し、ポンプ側の圧力計の指示値とボイラーの圧力計の指示値とを比較しながら圧力を徐々に上昇させる。
5:所定の圧力に達した後、約30分間保持し、圧力の降下の有無を確かめる。
答:2
1:正しい。水圧試験でボイラーを満水状態にするときは、空気抜き用止め弁を開いたまま水を張り、オーバーフローを認めてから空気抜き用止め弁を閉止する。
2:誤り。水圧試験の際には、ばね安全弁のばねを締めつけることにより弁座接触部を締め付け密閉してはならない。
3:正しい。水圧試験に用いる水の温度は室温を標準とする。
4:正しい。水圧試験の際には、水圧試験用のポンプを用意し、ポンプ側の圧力計の指示値とボイラーの圧力計の指示値とを比較しながら圧力を徐々に上昇させる。
5:正しい。水圧試験では、所定の圧力に達した後、約30分間保持し、圧力の降下の有無を確かめる。