熱及び蒸気に関し、次のうち正しいものはどれか。
1:比熱の大きい物体は、温まりやすく冷えやすい。
2:水の蒸発熱は、圧力が高くなるほど大きくなる。
3:標準大気圧において質量1kgの水を温度1K(1℃)高めるのに要する熱量は、4.187kJである。
4:標準大気圧のときの水の飽和温度は100℃で、圧力が高くなるに従って飽和温度は低くなる。
5:過熱蒸気は、乾き飽和蒸気のことである。
答:3
1:誤り。比熱の大きい物体は、温まりにくく冷えにくい。
2:誤り。水の蒸発熱は、圧力が高くなるほど小さくなる。
3:正しい。標準大気圧において質量1kgの水を温度1K(1℃)高めるのに要する熱量は、4.187kJである。
4:誤り。標準大気圧のときの水の飽和温度は100℃で、圧力が高くなるに従って飽和温度は高くなる。
5:誤り。過熱蒸気は、乾き飽和蒸気を更に加熱したものである。