二級ボイラー技士をボイラー取扱作業主任者に選任することができるボイラーは、次のうちどれか。
1:伝熱面積が30m2の鋳鉄製蒸気ボイラー
2:伝熱面積が30m2の鋳鉄製温水ボイラー
3:伝熱面積が25m2の炉筒煙管ボイラー
4:伝熱面積が200m2の貫流ボイラー(気水分離機を有しないもの)
5:最大電力設備容量500kWの電気ボイラー
答:4
1:誤り。伝熱面積が30m2の鋳鉄製蒸気ボイラーの場合、伝熱面積が25m2未満ではないので、二級ボイラー技士をボイラー取扱作業主任者に選任することはできない。
2:誤り。伝熱面積が30m2の鋳鉄製温水ボイラーの場合、伝熱面積が25m2未満ではないので、二級ボイラー技士をボイラー取扱作業主任者に選任することはできない。
3:誤り。伝熱面積が25m2の炉筒煙管ボイラーの場合、伝熱面積が25m2未満はないので、二級ボイラー技士をボイラー取扱作業主任者に選任することはできない。
4:正しい。伝熱面積が200m2の貫流ボイラー(気水分離機を有しないもの)の場合、伝熱面積は20m2とみなされる(200m2/10=20m2)。伝熱面積が25m2未満となるので、二級ボイラー技士をボイラー取扱作業主任者に選任することができる。
5:誤り。最大電力設備容量500kWの電気ボイラーの場合、伝熱面積は25m2とみなされる(500kW/20=25m2)。伝熱面積が25m2未満はないので、二級ボイラー技士をボイラー取扱作業主任者に選任することはできない。