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H29前期-問35

血液に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:血漿中の蛋白質のうち、アルブミンは血液の浸透圧の維持に関与している。

2:血漿中の水溶性蛋白質であるフィブリンがフィブリノーゲンに変化する現象が、血液の凝集反応である。

3:赤血球は、損傷部位から血管外に出ると、血液凝固を促進させる物質を放出する。

4:血液中に占める白血球の容積の割合をヘマトクリットといい、感染や炎症があると増加する。

5:血小板は、体内に侵入してきた細菌やウイルスを貧食する働きがある。

答:1

1:正しい。血漿中の蛋白質のうち、アルブミンは血液の浸透圧の維持に関与している。

2:誤り。血漿中の水溶性蛋白質であるフィブリノーゲンが不溶性のフィブリンに変化する現象が、血液の凝集反応である。

3:誤り。赤血球は、その中に含まれているヘモグロビンによって酸素を肺から各組織へ運搬する。

4:誤り。血液中に占める赤血球の容積の割合をヘマトクリットという。

5:誤り。血小板は、核を持たない不定形の細胞で、止血作用をもち、血管が損傷し血液が血管外に出ると、血液凝固を促進させる物質を放出する。好中球は、白血球の約60%を占め、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌を貪食する。

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