血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:赤血球は、骨髄で産生され、寿命は約120日であり、血液の中で最も多い。
2:血液中に占める赤血球の容積の割合をヘマトクリットといい、貧血になるとその値は高くなる。
3:好中球は、白血球の約60%を占め、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。
4:血小板は、直径2~3μmの不定形細胞で、止血作用をもつ。
5:ABO式血液型は、赤血球の血液型分類の一つで、A型の血清は抗B抗体をもつ。
答:2
1:正しい。赤血球は、骨髄で産生され、寿命は約120日であり、血液の中で最も多い。
2:誤り。血液中に占める赤血球の容積の割合をヘマトクリットといい、貧血になるとその値は低くなる。
3:正しい。好中球は、白血球の約60%を占め、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。
4:正しい。血小板は、直径2~3μmの不定形細胞で、止血作用をもつ。
5:正しい。ABO式血液型は、赤血球の血液型分類の一つで、A型の血清は抗B抗体をもつ。