作業環境における騒音及びそれによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:騒音レベルの測定は、通常、騒音計の周波数補正回路のA特性で行い、その大きさはdB(A)で表示する。
2:等価騒音レベルは、単位時間(1時間)について10分間ごとのピーク値の騒音レベルを平均化した評価値で、変動する騒音に対して適用される。
3:騒音牲難聴は、音を神経に伝達する内耳の聴覚器官の有毛細胞の変性によって起こる。
4:騒音性難聴の初期に認められる4000Hz付近を中心とする聴力低下の型をc5dipという。
5:騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与え、交感神経の活動の亢進や副腎皮質ホルモンの分泌の増加が認められることがある。
答:2
1:正しい。騒音レベルの測定は、通常、騒音計の周波数補正回路のA特性で行い、その大きさはdB(A)で表示する。
2:誤り。等価騒音レベルは、単位時間あたりの騒音レベルを平均化した評価値で、変動する騒音に対して適用される。
3:正しい。騒音牲難聴は、音を神経に伝達する内耳の聴覚器官の有毛細胞の変性によって起こる。
4:正しい。騒音性難聴の初期に認められる4000Hz付近を中心とする聴力低下の型をc5dipという。
5:正しい。騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与え、交感神経の活動の亢進や副腎皮質ホルモンの分泌の増加が認められることがある。