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H26後期-問15

粉じんによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:じん肺は、粉じんを吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病で、けい肺、石綿肺などがある。

2:じん肺は、続発性気管支炎、肺結核などを合併することがある。

3:けい肺は、鉄、アルミニウムなどの金属粉じんを吸入することによって発症するじん肺である。

4:石綿は、その粉じんを吸入することによって肺がんや胸膜中皮腫等の重篤な疾病を起こすおそれがある。

5:米杉、ラワンなどの木材は、その粉じんを吸入することによってぜんそくを起こすことがある。

答:3

1:正しい。じん肺は、粉じんを吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病で、けい肺、石綿肺などがある。

2:正しい。じん肺は、続発性気管支炎、肺結核などを合併することがある。

3:誤り。けい肺は、遊離けい酸を吸入することによって発症するじん肺で、胸部にけい肺結節という線維性の結節が形成される。

4:正しい。石綿は、その粉じんを吸入することによって肺がんや胸膜中皮腫等の重篤な疾病を起こすおそれがある。

5:正しい。米杉、ラワンなどの木材は、その粉じんを吸入することによってぜんそくを起こすことがある。

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