Home > 労働衛生(有害業務) > H24前期-問18

H24前期-問18

局所排気装置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:ダクトの形状には円形、角形などがあるが、その断面積を大きくするほど、ダクトの圧力損失が増大する。

2:フード開口部の周囲にフランジがあると、フランジがないときに比べ、気流の整流作用が増し、大きな排風量が必要となる。

3:グローブボックス型フードは、発生源からの飛散速度を利用して捕捉するもので、外付け式フードに分類される。

4:ドラフトチェンバー型フードは、作業面を除き周りが覆われているもので、囲い式フードに分類される。

5:空気清浄装置を付設する局所排気装置を設置する場合、排風機は、一般にフードに接続した吸引ダクトと空気清浄装置の間に設ける。

答:4

1:誤り。ダクトの形状には円形、角形などがあるが、その断面積を小さくするほど、ダクトの圧力損失が増大する。

2:誤り。フード開口部の周囲にフランジがあると、フランジがないときに比べ、少ない排風量で所要の効果を上げることができる。

3:誤り。グローブボックス型フードは、発生源の周囲を取り囲むもので、すき間、観察口、小作業孔が吸気口となり、最も大きなフード効果が得られ、囲い式フードに分類される。

4:正しい。ドラフトチェンバー型フードは、作業面を除き周りが覆われているもので、囲い式フードに分類される。

5:誤り。空気清浄装置を付設する局所排気装置を設置する場合、排風機は、清浄後の空気が通る位置に設ける。

スポンサーリンク

Home > 労働衛生(有害業務) > H24前期-問18

Page Top

© 2011-2023 過去問.com