酸素欠乏症等防止規則に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。
1:第一種酸素欠乏危険作業を行う作業場については、その日の作業を開始する前に、当該作業場における空気中の酸素の濃度を測定しなければならない。
2:第二種酸素欠乏危険作業を行う作業場については、その日の作業を開始する前に、当該作業場における空気中の酸素及び硫化水素の濃度を測定しなければならない。
3:硫化水素中毒とは、硫化水素の濃度が1ppmを超える空気を吸入することにより生ずる症状が認められる状態をいう。
4:酸素欠乏危険作業を行う場所の換気を行うときは、純酸素を使用してはならない。
5:爆発や酸化等を防止するため、酸素欠乏危険作業を行う場所の換気を行うことができない場合には、空気呼吸器、酸素呼吸器又は送気マスクを備え、労働者に使用させなければならない。
答:3
1:正しい。第一種酸素欠乏危険作業を行う作業場については、その日の作業を開始する前に、当該作業場における空気中の酸素の濃度を測定しなければならない。
2:正しい。第二種酸素欠乏危険作業を行う作業場については、その日の作業を開始する前に、当該作業場における空気中の酸素及び硫化水素の濃度を測定しなければならない。
3:誤り。硫化水素中毒とは、硫化水素の濃度が10ppmを超える空気を吸入することにより生ずる症状が認められる状態をいう。
4:正しい。酸素欠乏危険作業を行う場所の換気を行うときは、純酸素を使用してはならない。
5:正しい。爆発や酸化等を防止するため、酸素欠乏危険作業を行う場所の換気を行うことができない場合には、空気呼吸器、酸素呼吸器又は送気マスクを備え、労働者に使用させなければならない。