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H23前期-問30

一次救命処置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:気道を確保するためには、仰向けにした傷病者のそばにしゃがみ、後頭部を軽く上げ、顎を下方に押さえる。

2:傷病者に反応があって普段どおりの息をしており、心肺蘇生を行わないで経過を観察する場合は回復体位をとらせる。

3:人工呼吸と胸骨圧迫を行う場合は、人工呼吸1回に胸骨圧迫10回を繰り返す。

4:胸骨圧迫は、胸が4~5cm程度沈む強さで胸骨の下半分を圧迫し、1分間に約60回のテンポで行う。

5:AED(自動体外式除細動器)を用いて救命処置を行う場合には、人工呼吸や胸骨圧迫は、一切行う必要がない。

答:2

1:誤り。気道を確保するためには、仰むけの事故者のそばにしゃがみ、額を下に押して顎を引き上げる。

2:正しい。傷病者に反応があって普段どおりの息をしており、心肺蘇生を行わないで経過を観察する場合は回復体位をとらせる。

3:誤り。人工呼吸と胸骨圧迫を行う場合は、人工呼吸2回に胸骨圧迫30回を繰り返す。

4:誤り。胸骨圧迫は、胸が少なくとも5cm沈む強さで胸骨の下半分を圧迫し、1分間に約100回のテンポで行う。

5:誤り。AED(自動体外式除細動器)を用いて救命処置を行う場合でも、AEDのメッセージに従い、人工呼吸や胸骨圧迫を行う。

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