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H21後期-問29

労働衛生教育における代表的な教育方法とその特徴に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:講義法は、一度に多くの内容を大勢の学習者に確実に伝達することができるが、指導者と学習者との間に人間的な触れ合いが全くできない方法であり、学習者の反応を見ながら学習指導を展開することはできない。

2:討議法は、学習者が積極的に学習活動に参加でき、相互の発言により思考を深めることができる方法であるが、全員が討議に参加できるよう配慮が必要で、進行が逸脱したり、時間の浪費を招く場合もある。

3:役割演技法(ロールプレイング)は、対人関係を実際に近い状態で学習することができ相手の気持を洞察する力を養うことができる方法であるが、進行が停滞したり、個人批判に陥ったりすることのないよう管理する必要がある。

4:事例研究法は、具体的な事例を素材として積極的に学習することができる方法であるが、事例作成に手間がかかり、リーダーに指導技術が要求される。

5:視聴覚的方法は、現場に行かなくても実物に近い状態を見ることができ学習者に強い印象を与えることができる方法であるが、設備に経費がかかり、準備に時間を要することが多い。

答:1

1:誤り。講義法は、一度に多くの内容を大勢の学習者に伝達することができ、学習者の反応を見ながら学習指導を展開することもできるが、学習者が受動的になりやすい。

2:正しい。討議法は、学習者が積極的に学習活動に参加でき、相互の発言により思考を深めることができる方法であるが、全員が討議に参加できるよう配慮が必要で、進行が逸脱したり、時間の浪費を招く場合もある。

3:正しい。役割演技法(ロールプレイング)は、対人関係を実際に近い状態で学習することができ相手の気持を洞察する力を養うことができる方法であるが、進行が停滞したり、個人批判に陥ったりすることのないよう管理する必要がある。

4:正しい。事例研究法は、具体的な事例を素材として積極的に学習することができる方法であるが、事例作成に手間がかかり、リーダーに指導技術が要求される。

5:正しい。視聴覚的方法は、現場に行かなくても実物に近い状態を見ることができ学習者に強い印象を与えることができる方法であるが、設備に経費がかかり、準備に時間を要することが多い。

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