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H21後期-問16

有害物質を発散する屋内作業場における作業環境改善に関する方策として、誤っているものは次のうちどれか。

1:粉じんを発散する作業工程では、密閉化や湿式化を局所排気装置等の換気装置の設置に優先して検討する。

2:有害物質を取り扱う装置を構造上又は作業上の理由で完全に密閉できない場合は、装置内の圧力を外気圧よりわずかに低くする。

3:局所排気装置を設ける場合、ダクトが太すぎると搬送速度が不足し、細すぎると圧力損失が増大することを考慮して、ダクト径を設計する。

4:局所排気装置を設置する場合は、排気量に見合った給気量が必要であり、給気量が不足すると排気効果が極端に低下する。

5:局所排気装置に設ける空気清浄装置は、ダクトに接続された排風機を通過した後の空気が通る位置に設置する。

答:5

1:正しい。粉じんを発散する作業工程では、密閉化や湿式化を局所排気装置等の換気装置の設置に優先して検討する。

2:正しい。有害物質を取り扱う装置を構造上又は作業上の理由で完全に密閉できない場合は、装置内の圧力を外気圧よりわずかに低くする。

3:正しい。局所排気装置を設ける場合、ダクトが太すぎると搬送速度が不足し、細すぎると圧力損失が増大することを考慮して、ダクト径を設計する。

4:正しい。局所排気装置を設置する場合は、排気量に見合った給気量が必要であり、給気量が不足すると排気効果が極端に低下する。

5:誤り。局所排気装置に設ける空気清浄装置は、ダクトに接続された排風機を通過する前の空気が通る位置に設置する。

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