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H21後期-問14

一酸化炭素中毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:一酸化炭素は、空気より重い無色の気体で、刺激性が強く、極めて毒性が高い。

2:一酸化炭素中毒は、一酸化炭素が血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの酸素運搬能力を低下させ、体内の各組織に酸素欠乏状態を引き起こすことにより発生する。

3:一酸化炭素とヘモグロビンの親和性は、酸素とヘモグロビンの親和性の200倍以上にも及ぶ。

4:一酸化炭素中毒では、息切れ、頭痛から始まり、虚脱や意識混濁がみられる。

5:喫煙者の血液中のヘモグロビンは、非喫煙者と比べて一酸化炭素と結合しているものの割合が高い。

答:1

1:誤り。一酸化炭素は、空気とほぼ同じ重さの気体で、無色無臭であり、極めて毒性が高い。

2:正しい。一酸化炭素中毒は、一酸化炭素が血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの酸素運搬能力を低下させ、体内の各組織に酸素欠乏状態を引き起こすことにより発生する。

3:正しい。一酸化炭素とヘモグロビンの親和性は、酸素とヘモグロビンの親和性の200倍以上にも及ぶ。

4:正しい。一酸化炭素中毒では、息切れ、頭痛から始まり、虚脱や意識混濁がみられる。

5:正しい。喫煙者の血液中のヘモグロビンは、非喫煙者と比べて一酸化炭素と結合しているものの割合が高い。

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