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H21後期-問1

常時800人の労働者を使用する鉄鋼業の事業場における衛生管理体制に関する1~5の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。
ただし、800人中には、屋内作業場の製造工程において次の業務に常時従事する者が含まれているものとする。

深夜業を含む業務 550人
多量の高熱物体を取り扱う業務 100人
第三種有機溶剤等を用いる洗浄業務 60人

1:総括安全衛生管理者を選任しなければならない。

2:産業医は、この事業場に専属の者を選任しなければならない。

3:衛生管理者のうち少なくとも1人を専任の衛生管理者として選任しなければならない。

4:衛生管理者は、すべて第一種衛生管理者免許を有する者のうちから選任しなければならない。

5:有機溶剤作業主任者を選任しなければならない。

答:4

1:正しい。常時300人以上の労働者を使用している製造業の事業場では、総括安全衛生管理者を選任しなければならない。

2:正しい。常時500人以上の労働者を深夜業を含む業務に従事させているため、産業医は、この事業場に専属の者を選任しなければならない。

3:正しい。常時500人を超える労働者を使用しており、常時30人以上の労働者を多量の高熱物体を取り扱う業務に従事させているため、衛生管理者のうち少なくとも1人を専任の衛生管理者として選任しなければならない。

4:誤り。製造業の事業場では、衛生管理者を、第一種衛生管理者、衛生工学衛生管理者、医師、歯科医師、労働衛生コンサルタントなどの免許を有する者のうちから選任しなければならない。

5:正しい。有機溶剤業務を行う場合、有機溶剤作業主任者を選任しなければならない。

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