感覚又は感覚器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1:温度感覚は、一般に温覚の方が冷覚よりも鋭敏で、冷感は徐々に起こるのに対して温感は急速に現れる。
2:内耳の前庭は体の傾きの方向や大きさを感じ、半規管は体の回転の方向や速度を感じる平衡感覚器である。
3:眼球の長軸が短過ぎるために、平行光線が網膜の後方で像を結ぶものを近視眼という。
4:網膜の錐状体は明暗を感じ、杆状体は色を感じる。
5:嗅覚は、わずかな匂いでも感じるほど鋭敏で、同一臭気に対して疲労しにくい。
答:2
1:誤り。温度感覚は、一般に冷覚の方が温覚よりも鋭敏である。
2:正しい。内耳の前庭は体の傾きの方向や大きさを感じ、半規管は体の回転の方向や速度を感じる平衡感覚器である。
3:誤り。眼球の長軸が短過ぎるために、平行光線が網膜の後方で像を結ぶものを遠視眼という。
4:誤り。網膜の杆状体は明暗を感じ、錐状体は色を感じる。
5:誤り。嗅覚は、わずかな匂いでも感じるほど鋭敏で、同一臭気に対して疲労しやすい。