労働安全衛生規則に基づく医師による雇入時の健康診断に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:雇入時の健康診断項目の中には、既往歴及び業務歴の調査が含まれる。
2:雇入時の健康診断において、医師が必要でないと認めるときは、身長、体重、心電図等の一定の検査項目については省略することができる。
3:医師による健康診断を受けた後3月を経過しない者を雇い入れる場合、当該健康診断の結果を証明する書面の提出があったときは、当該健康診断の項目に相当する項目については省略することができる。
4:雇入時の健康診断結果に基づいて作成した健康診断個人票は、5年間保存しなければならない。
5:常時50人以上の労働者を使用する事業場であっても、雇入時の健康診断の結果については、所轄労働基準監督署長に報告する必要はない。
答:2
1:正しい。雇入時の健康診断項目の中には、既往歴及び業務歴の調査が含まれる。
2:誤り。雇入時の健康診断における検査は、省略することはできない。
3:正しい。医師による健康診断を受けた後3月を経過しない者を雇い入れる場合、当該健康診断の結果を証明する書面の提出があったときは、当該健康診断の項目に相当する項目については省略することができる。
4:正しい。雇入時の健康診断結果に基づいて作成した健康診断個人票は、5年間保存しなければならない。
5:正しい。常時50人以上の労働者を使用する事業場であっても、雇入時の健康診断の結果については、所轄労働基準監督署長に報告する必要はない。