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H20後期-問14

粉じんによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:じん肺は、粉じんを吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病である。

2:鉱物性粉じんに含まれる遊離けい酸(SiO2)は、胸膜に肥厚な石灰化を生じ、また、中皮腫を起こすおそれがある。

3:じん肺は、ある程度進行すると、粉じんばく露を中止しても肺に生じた変化は治らず、さらに進行する性質がある。

4:炭素を含む粉じんも、じん肺を起こすことがある。

5:じん肺は、肺がんや肺結核を合併することがある。

答:2

1:正しい。じん肺は、粉じんを吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病である。

2:誤り。鉱物性粉じんに含まれる遊離けい酸(SiO2)は、胸部にけい肺結節という線維性の結節を形成し、じん肺を起こすおそれがある。

3:正しい。じん肺は、ある程度進行すると、粉じんばく露を中止しても肺に生じた変化は治らず、さらに進行する性質がある。

4:正しい。炭素を含む粉じんも、じん肺を起こすことがある。

5:正しい。じん肺は、肺がんや肺結核を合併することがある。

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