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H20後期-問12

職業性疾病に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:上肢を同一の位置に保ったり反復使用する作業では、頸肩腕症候群という一連の症状が生じることがある。

2:低温下の作業では、全身が冷やされ体内温度が低下したとき、意識消失、筋の硬直などの症状を示す低体温症が発生することがある。

3:振動工具を使用する作業では、手のしびれなどの神経症状や手指の蒼白現象(レイノー現象)などの末梢循環障害が発生することがある。

4:高温環境下で行う鉛などの金属溶融作業では、体温調節機能が障害を受けることにより、発汗停止、持続的な発熱などの症状を示す金属熱が発生することがある。

5:潜水作業では、高圧下の水中からの浮上に伴う急激な減圧により、関節痛などの症状を示す減圧症が発生することがある。

答:4

1:正しい。上肢を同一の位置に保ったり反復使用する作業では、頸肩腕症候群という一連の症状が生じることがある。

2:正しい。低温下の作業では、全身が冷やされ体内温度が低下したとき、意識消失、筋の硬直などの症状を示す低体温症が発生することがある。

3:正しい。振動工具を使用する作業では、手のしびれなどの神経症状や手指の蒼白現象(レイノー現象)などの末梢循環障害が発生することがある。

4:誤り。高温環境下で行う鉛などの金属溶融作業では、ヒューム(金属の蒸気)の吸入により、だるさ、関節痛、悪寒、呼吸困難、嘔吐、発熱、頭痛などの症状を示す金属熱が発生することがある。

5:正しい。潜水作業では、高圧下の水中からの浮上に伴う急激な減圧により、関節痛などの症状を示す減圧症が発生することがある。

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