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H20前期-問14

作業環境における騒音及びその障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:騒音性難聴は、初期には気付かないことが多く、また、治りが悪いという特徴がある。

2:騒音性難聴の初期に認められる4000Hz付近からの聴力低下の型をC5ディップという。

3:騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与えるため、騒音ばく露により、交感神経の活動の亢進や副腎皮質ホルモンの分泌の増加が認められることがある。

4:騒音レベルの測定は、通常、騒音計の周波数補正回路のA特性で行い、その単位はdB(A)である。

5:等価騒音レベルは、単位時間当たりのピーク値の騒音レベルを表し、変動する騒音に対する人間の生理・心理的反応とよく対応する。

答:5

1:正しい。騒音性難聴は、初期には気付かないことが多く、また、治りが悪いという特徴がある。

2:正しい。騒音性難聴の初期に認められる4000Hz付近からの聴力低下の型をC5ディップという。

3:正しい。騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与えるため、騒音ばく露により、交感神経の活動の亢進や副腎皮質ホルモンの分泌の増加が認められることがある。

4:正しい。騒音レベルの測定は、通常、騒音計の周波数補正回路のA特性で行い、その単位はdB(A)である。

5:誤り。等価騒音レベルは、単位時間あたりの騒音レベルを平均化した評価値で、変動する騒音に対する人間の生理・心理的反応とよく対応する。

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