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H19後期-問11

職業性疾病に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:けい肺は、鉄、アルミニウムなどの金属粉じんにより生じるじん肺で、胸部にけい肺結節という線維性の結節が形成される。

2:金属熱は、亜鉛や銅のヒュームを吸入した後に生じる疾病で、悪寒、発熱、関節痛などの症状がみられる。

3:低体温症は、全身が冷やされて体内温度が低下したとき生じ、意識消失、筋の硬直などの症状がみられる。

4:減圧症は、高圧下作業から急激に減圧する際に、潜函作業者や潜水士にみられる障害で、皮膚のかゆみ、関節痛、神経の麻痺などの症状がみられる。

5:騒音性難聴は、長期間にわたる騒音作業で、内耳が障害を受けることにより生じ、通常、会話音域より高い音から聞こえにくくなる。

答:1

1:誤り。けい肺は、遊離けい酸を吸入することによって発症するじん肺で、胸部にけい肺結節という線維性の結節が形成される。

2:正しい。金属熱は、亜鉛や銅のヒュームを吸入した後に生じる疾病で、悪寒、発熱、関節痛などの症状がみられる。

3:正しい。低体温症は、全身が冷やされて体内温度が低下したとき生じ、意識消失、筋の硬直などの症状がみられる。

4:正しい。減圧症は、高圧下作業から急激に減圧する際に、潜函作業者や潜水士にみられる障害で、皮膚のかゆみ、関節痛、神経の麻痺などの症状がみられる。

5:正しい。騒音性難聴は、長期間にわたる騒音作業で、内耳が障害を受けることにより生じ、通常、会話音域より高い音から聞こえにくくなる。

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