Home > 労働衛生(有害業務) > H18後期-問17

H18後期-問17

特殊健康診断に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:有害業務への配置替えの際に行う特殊健康診断には、業務適性の判断と、その後の業務の影響を調べるための基礎資料を得るという目的がある。

2:有害物質による健康障害の大部分のものは、自覚症状が他覚的所見に先行して出現するので、特殊健康診断では問診に重きがおかれている。

3:振動工具取扱い作業者に対する特殊健康診断を1年に2回実施する場合、そのうち1回は冬期に行うとよい。

4:健診項目として、有害物の体内摂取量を把握したり、有害物による軽度の影響を把握するための生物学的モニタリングによる検査が含まれているものがある。

5:多くの有機溶剤は生物学的半減期が短いので、有機溶剤等健康診断において尿中の有機溶剤代謝物の量の検査を行うときは、採尿の時刻を厳重にチェックする必要がある。

答:2

1:正しい。有害業務への配置替えの際に行う特殊健康診断には、業務適性の判断と、その後の業務の影響を調べるための基礎資料を得るという目的がある。

2:誤り。有害物質による健康障害は、自覚症状が他覚的所見に先行して出現するとは限らない。

3:正しい。振動工具取扱い作業者に対する特殊健康診断を1年に2回実施する場合、そのうち1回は冬期に行うとよい。

4:正しい。健診項目として、有害物の体内摂取量を把握したり、有害物による軽度の影響を把握するための生物学的モニタリングによる検査が含まれているものがある。

5:正しい。多くの有機溶剤は生物学的半減期が短いので、有機溶剤等健康診断において尿中の有機溶剤代謝物の量の検査を行うときは、採尿の時刻を厳重にチェックする必要がある。

スポンサーリンク

Home > 労働衛生(有害業務) > H18後期-問17

Page Top

© 2011-2023 過去問.com