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H18後期-問14

有害因子へのばく露を少なくするための作業環境改善手法として、適切なものは次のうちどれか。

1:ビル建設の基礎工事で、騒音を減少させるため、アースオーガーをドロップハンマー式の杭打機に替える。

2:製缶工場で、騒音を減少させるため、鋼板の打出しに使う合成樹脂製のハンマーの頭を鋼製のものに替える。

3:プレス機による騒音と振動の伝ぱを防止するため、機械と基礎との間に金属板を敷く。

4:放射線ばく露を低減させるため、ガンマ線源と労働者の間の鉄製の遮へい材を同厚の鉛製のものに替える。

5:床に堆積した粉じんを除去するため、ほうきで掃除する。

答:4

1:誤り。ビル建設の基礎工事で、アースオーガーをドロップハンマー式の杭打機に替えると、騒音と振動を大きくしてしまう。

2:誤り。製缶工場で、鋼板の打出しに使う合成樹脂製のハンマーの頭を鋼製のものに替えると、騒音を大きくしてしまう。

3:誤り。プレス機と基礎との間に金属板を敷いても、騒音と振動の伝ぱを防止することはできない。

4:正しい。ガンマ線源と労働者の間の鉄製の遮へい材を同厚の鉛製のものに替えることにより、放射線ばく露を低減させることができる。

5:誤り。床に堆積した粉じんをほうきで掃除すると、粉じんを飛散させてしまうため適切ではない。

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