神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
１：神経系は、中枢神経系と末梢神経系に大別され、中枢神経系は脳と脊髄から成る。
２：末梢神経系は、体性神経と自律神経から成る。
３：自律神経系は、内臓、血管、腺などの不随意筋に分布し、生命維持に必要な諸作用を無意識的、反射的に調節する。
４：小脳には、心臓中枢及び体温調節中枢がある。
５：神経は、筋肉に比べて疲労しにくいが、酸素の供給が乏しいと速やかに疲労する。
答：４
１：正しい。神経系は、中枢神経系と末梢神経系に大別され、中枢神経系は脳と脊髄から成る。
２：正しい。末梢神経系は、体性神経と自律神経から成る。
３：正しい。自律神経系は、内臓、血管、腺などの不随意筋に分布し、生命維持に必要な諸作用を無意識的、反射的に調節する。
４：誤り。小脳には、随意運動及び平衡感覚の中枢がある。
５：正しい。神経は、筋肉に比べて疲労しにくいが、酸素の供給が乏しいと速やかに疲労する。