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H29前期-A-問17

水質に関し、次のうち誤っているものはどれか。
なお、Lはリットルである。

1:水が酸性かアルカリ性かは、水中の水素イオン濃度と酸素イオン濃度により定まり、この程度を表示する方法として水素イオン指数(pH)が用いられる。

2:マグネシウム硬度は、水中のマグネシウムイオンの量を、これに対応する炭酸カルシウムの量に換算して試料1L中のmg数で表す。

3:濁度は、水中に懸濁する不純物によって水が濁る程度を示すもので、濁度1度は、精製水1Lに白陶土(カオリン)1mgを含む濁りである。

4:酸消費量(pH8.3)を測定する場合は、フェノールフタレイン溶液を指示薬として用いる。

5:電気伝導率は、その単位がS/m、mS/m、uS/mなどで表され、ボイラー水の電気伝導率を測定することにより、水中の電解質の濃度の概略値を求めることができる。

答:1

1:誤り。水が酸性かアルカリ性かは、水中の水素イオン濃度と水酸化物イオン濃度により定まり、この程度を表示する方法として水素イオン指数(pH)が用いられる。

2:正しい。マグネシウム硬度は、水中のマグネシウムイオンの量を、これに対応する炭酸カルシウムの量に換算して試料1L中のmg数で表す。

3:正しい。濁度は、水中に懸濁する不純物によって水が濁る程度を示すもので、濁度1度は、精製水1Lに白陶土(カオリン)1mgを含む濁りである。

4:正しい。酸消費量(pH8.3)を測定する場合は、フェノールフタレイン溶液を指示薬として用いる。

5:正しい。電気伝導率は、その単位がS/m、mS/m、uS/mなどで表され、ボイラー水の電気伝導率を測定することにより、水中の電解質の濃度の概略値を求めることができる。

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