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H28後期-A-問4

貫流ボイラーに関し、誤っているものは次のうちどれか。

1:一連の長い管系で構成され、給水ボンプによって一端から押し込まれた水が順次、予熱、蒸発、過熱され、他端から過熱蒸気となって取り出される。

2:細い管内で給水のほとんどが蒸発するので、十分な処理を行った水を使用しなければならない。

3:給水量と燃料量の比が大きく変化しても、ボイラー出口の蒸気温度は、ほとんど変化しない。

4:超臨界圧ボイラーでは、水の状態から沸騰現象を伴うことなく連続的に蒸気の状態に変化するので、気水分離器は不要になる。

5:高圧大容量用として、また、急速起動を必要とする小形低圧用として用いられる。

答:3

1:正しい。貫流ボイラーは一連の長い管系で構成され、給水ボンプによって一端から押し込まれた水が順次、予熱、蒸発、過熱され、他端から過熱蒸気となって取り出される。

2:正しい。貫流ボイラーでは、細い管内で給水のほとんどが蒸発するので、十分な処理を行った水を使用しなければならない。

3:誤り。貫流ボイラーは、給水量と燃料量の比が変化すると、ボイラー出口の蒸気温度が激しく変化する。

4:正しい。超臨界圧ボイラーでは、水の状態から沸騰現象を伴うことなく連続的に蒸気の状態に変化するので、気水分離器は不要になる。

5:正しい。貫流ボイラーは、高圧大容量用として、また、急速起動を必要とする小形低圧用として用いられる。

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