空気比に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:空気比とは、理論空気量に対する実際空気量の比をいい、理論空気量をA0、実際空気量をA、空気比をmとすると、A=mA0となる。
2:空気比が変われば、燃焼ガスの成分割合も変わってくる。
3:実際燃焼における空気比の概略値は、液体燃料で0.77~0.95、微粉炭で0.77~0.87である。
4:空気比が過大な場合には、燃焼温度が低下したり、排ガス量が多くなる。
5:空気比が過大な場合には、低温腐食、高温腐食、NOxの発生などに影響を及ぼす。
答:3
1:正しい。空気比とは、理論空気量に対する実際空気量の比をいい、理論空気量をA0、実際空気量をA、空気比をmとすると、A=mA0となる。
2:正しい。空気比が変われば、燃焼ガスの成分割合も変わってくる。
3:誤り。実際燃焼における空気比の概略値は、液体燃料で1.05~1.3、微粉炭で1.15~1.3である。
4:正しい。空気比が過大な場合には、燃焼温度が低下したり、排ガス量が多くなる。
5:正しい。空気比が過大な場合には、低温腐食、高温腐食、NOxの発生などに影響を及ぼす。
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