水質に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:常温(25℃)でpHが7未満は酸性、7は中性、7を超えるものはアルカリ性である。
2:硬度は、水中のカルシウムイオン及びマグネシウムイオンの量を、これに対応する炭酸カルシウムの量に換算して表す。
3:濁度は、水中に懸濁する不純物によって水が濁る程度を示すもので、濁度1度は精製水1Lに白陶土(カオリン)1mgを含む濁りである。
4:酸消費量(pH4.8)を測定する場合は、フェノールフタレイン溶液を指示薬として用いる。
5:電気伝導率は、その単位がS/m、mS/mやμS/mで表され、ボイラー水の電気伝導率を測定することにより、水中の電解質の濃度の概略値を求めることができる。
答:4
1:正しい。常温(25℃)でpHが7未満は酸性、7は中性、7を超えるものはアルカリ性である。
2:正しい。硬度は、水中のカルシウムイオン及びマグネシウムイオンの量を、これに対応する炭酸カルシウムの量に換算して表す。
3:正しい。濁度は、水中に懸濁する不純物によって水が濁る程度を示すもので、濁度1度は精製水1Lに白陶土(カオリン)1mgを含む濁りである。
4:誤り。酸消費量(pH4.8)を測定する場合は、メチルレッド溶液を指示薬として用いる。
5:正しい。電気伝導率は、その単位がS/m、mS/mやμS/mで表され、ボイラー水の電気伝導率を測定することにより、水中の電解質の濃度の概略値を求めることができる。
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