Home > 関係法令(B11~B20) > H24後期-B-問14

H24後期-B-問14

ボイラー(小型ボイラーを除く。)の設置場所等に関し、法令に違反するものは次のうちどれか。

1:ボイラーの最上部からボイラーの上部にある構造物までの距離が0.8mであるが、安全弁その他の附属品の検査及び取扱いに支障がない。

2:ボイラーの外側からボイラー室内の重油を貯蔵しているタンクまでの距離が1.2mであるが、障壁設置等の防火措置を講じていない。

3:胴の内径が500mmでその長さが950mmの立てボイラーの外壁からボイラーの側部にある構造物までの距離が0.3mである。

4:ボイラーに附設された金属製の煙道の外側から0.15mのところにある可燃物を、厚さ100mmの金属以外の不燃性材料で被覆している。

5:ボイラー室は、ボイラーを取り扱う労働者が緊急の場合に避難するのに支障がないので、出入口を一つとしている。

答:2

1:正しい。ボイラーの最上部から天井、配管その他のボイラーの上部にある構造物までの距離を1.2m以上としなければならない。ただし、安全弁その他の附属品の検査及び取扱いに支障がないときは、この限りではない。

2:誤り。ボイラー室その他のボイラー設置場所に燃料を貯蔵するときは、これをボイラーの外側から2m(固体燃料にあっては、1.2m)以上離しておかなければならない。ただし、ボイラーと燃料又は燃料タンクとの間に適当な障壁を設ける等防火のための措置を講じたときは、この限りではない。

3:正しい。本体を被覆していないボイラー又は立てボイラーについては、ボイラーの外側から壁、配管その他のボイラーの側部にある構造物(検査及びそうじに支障のない物を除く。)までの距離を0.45m以上としなければならない。ただし、胴の内径が500mm以下で、かつ、その長さが1000mm以下のボイラーについては、この距離は0.3m以上とする。

4:正しい。ボイラー、ボイラーに附設された金属製の煙突又は煙道の外側から0.15m以内にある可燃性の物については、金属以外の不燃性の材料で被覆しなければならない。ただし、ボイラー等が、厚さ100mm以上の金属以外の不燃性の材料で被覆されているときは、この限りではない。

5:正しい。ボイラー室には、2以上の出入口を設けなければならない。ただし、ボイラーを取り扱う労働者が緊急の場合に避難するのに支障がないボイラー室については、この限りではない。

スポンサーリンク

Home > 関係法令(B11~B20) > H24後期-B-問14

Page Top

© 2011-2023 過去問.com