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H24前期-A-問6

炉筒の構造、強度に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:炉筒は、燃焼ガスによって加熱され長手方向に膨張しようとするが、鏡板によって拘束されているため圧縮応力が生じる。

2:炉筒は、外圧を受けるので、真円度が保たれていないと、圧力により変形が増し、圧かいを起こすおそれがある。

3:波形炉筒では、圧かいを防止するため、外周に補強リングが溶接によって取り付けられる。

4:平形炉筒では、熱応力を軽減するための伸縮継手の多くは、各節の接合部に設けられ、溶接によって取り付けられる。

5:炉筒の鏡板への取付けは、一般に鏡板の炉筒取付け部分を内方に折り込んで突合せ溶接によって行う。

答:3

1:正しい。炉筒は、燃焼ガスによって加熱され長手方向に膨張しようとするが、鏡板によって拘束されているため圧縮応力が生じる。

2:正しい。炉筒は、外圧を受けるので、真円度が保たれていないと、圧力により変形が増し、圧かいを起こすおそれがある。

3:誤り。平形炉筒では、圧かいを防止するため、外周に補強リングが溶接によって取り付けられる。

4:正しい。平形炉筒では、熱応力を軽減するための伸縮継手の多くは、各節の接合部に設けられ、溶接によって取り付けられる。

5:正しい。炉筒の鏡板への取付けは、一般に鏡板の炉筒取付け部分を内方に折り込んで突合せ溶接によって行う。

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