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H24前期-A-問5

鋳鉄製ボイラーに関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:鋼製ボイラーに比べ、強度は低いが、腐食には強い。

2:燃焼室の底面は、ほとんどがウェットボトム方式の構造となっている。

3:蒸気ボイラーでは給水管は、ボイラーに直接ではなく、逃がし管に取り付けられる。

4:側二重柱構造のセクションでは、ボイラー水の循環において燃焼室側が上昇管、外側が下降管の役割を果たしている。

5:暖房に温水ボイラーを使用する場合は、蒸気ボイラーを使用する場合に比べ、気温の変動により必要な各部屋ごとの温度調節が容易である。

答:3

1:正しい。鋳鉄製ボイラーは鋼製ボイラーに比べ、強度は低いが、腐食には強い。

2:正しい。鋳鉄製ボイラーの燃焼室の底面は、ほとんどがウェットボトム方式の構造となっている。

3:誤り。鋳鉄製蒸気ボイラーでは復水を循環使用するのを原則とし、給水管はハートフォード式連結法によって安全低水面の位置で返り管に取り付けられる。

4:正しい。鋳鉄製ボイラーの側二重柱構造のセクションでは、ボイラー水の循環において燃焼室側が上昇管、外側が下降管の役割を果たしている。

5:正しい。暖房に温水ボイラーを使用する場合は、蒸気ボイラーを使用する場合に比べ、気温の変動により必要な各部屋ごとの温度調節が容易である。

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