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H22前期-B-問8

重油バーナに関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:蒸気(空気)噴霧式油バーナは、霧化特性がよく、油種は灯油からタールまで広い範囲で利用することができる。

2:ロータリバーナは、高速で回転するカップ状の霧化筒により、油を筒の先端で放射状に飛散させ、筒の外周から噴出する空気流によって霧化する形式のバーナである。

3:ガンタイプバーナは、ファンと圧力噴霧式バーナとを組み合わせたもので、蒸発量3t/h程度以下の比較的小容量ボイラーに多く用いられる。

4:圧力噴霧式油バーナでは、重油の圧力が低くなるほど微粒化が悪くなるため、非戻り油形バーナの油量調節範囲は最大油量時の油圧力が2MPa付近のものでは1から1/2程度までである。

5:噴霧式油バーナのエアレジスタは、燃料油を霧状に微粒化してバーナ中心から炉内に向けて円すい状に噴射する装置である。

答:5

1:正しい。蒸気(空気)噴霧式油バーナは、霧化特性がよく、油種は灯油からタールまで広い範囲で利用することができる。

2:正しい。ロータリバーナは、高速で回転するカップ状の霧化筒により、油を筒の先端で放射状に飛散させ、筒の外周から噴出する空気流によって霧化する形式のバーナである。

3:正しい。ガンタイプバーナは、ファンと圧力噴霧式バーナとを組み合わせたもので、蒸発量3t/h程度以下の比較的小容量ボイラーに多く用いられる。

4:正しい。圧力噴霧式油バーナでは、重油の圧力が低くなるほど微粒化が悪くなるため、非戻り油形バーナの油量調節範囲は最大油量時の油圧力が2MPa付近のものでは1から1/2程度までである。

5:誤り。噴霧式油バーナのエアレジスタは、バーナから噴射される燃料油に燃焼用空気を供給するとともに、これらを撹拌させて火炎が安定するように空気流を調節する装置である。

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