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H21前期-A-問2

炉筒煙管ボイラーに関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:他の丸ボイラーに比べ、構造が複雑で内部は狭く、掃除や検査が困難なため、十分に処理した水を供給しなければならない。

2:煙管の熱伝達率を上げるために、煙管にはスパイラル管を使用しているものが多い。

3:ウェットバック式は、炉筒の後部煙室を胴の内部に設けてその周囲が水に囲まれている構造である。

4:後端の閉じられた炉筒を用い、燃焼火炎が炉筒後部で反転して前方に戻るいわゆる戻り燃焼方式のものもある。

5:ボイラーの構造上、エコノマイザや空気予熱器を設けることが困難であるが、ボイラー効率は高い。

答:5

1:正しい。炉筒煙管ボイラーは、他の丸ボイラーに比べ、構造が複雑で内部は狭く、掃除や検査が困難なため、十分に処理した水を供給しなければならない。

2:正しい。炉筒煙管ボイラーは、煙管の熱伝達率を上げるために、煙管にはスパイラル管を使用しているものが多い。

3:正しい。炉筒煙管ボイラーのウェットバック式は、炉筒の後部煙室を胴の内部に設けてその周囲が水に囲まれている構造である。

4:正しい。炉筒煙管ボイラーには、後端の閉じられた炉筒を用い、燃焼火炎が炉筒後部で反転して前方に戻るいわゆる戻り燃焼方式のものもある。

5:誤り。炉筒煙管ボイラーは、ボイラーの構造上、エコノマイザや空気予熱器を設けることが容易であり、ボイラー効率は高い。

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